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2008年 モンゴル旅行記4

モンゴル旅行記>>>No.1 2 3 4 5 6 7 8  
  2年前に行ったキャンプ場では大学生が働いていましたが、今回のキャンプ場では多くの高校生がアルバイトとして働いていました。みんな初々しいというか素直というか、日本人から見ると小学生にしか見えない高校生もいました。
その中でカップルが出来はじめていて、それを見ているとその雰囲気がとてもかわいくて応援したくなる感じでした。
  「あ〜!こんな高校生活を送りたかったなぁ!」と羨ましくもありました。
  16歳の女の子の高校生の一人と言葉は通じないのですが仲良くなり写真を一緒に撮りました。私のモンゴルの3人目の娘です。写真を拡大してみると目が凄いですね。凄いというか深いというか、やはり数千年の数々の戦乱と冷害による飢饉、飢餓を生き抜いてきた遺伝子が持っている凄さですね。何があっても生き抜いていく強さですね。そして子どもの時から働いている強さなのでしょう。モンゴルの遊牧民の子どもは3,4歳からそれなりに見よう見まねで家畜の世話の手伝いをしていますから。
  四日目
  今日は特に忙しいスケジュールはありません。午前中にキャンプ場傍の山のすそ野をハイキングして野生のブルーベリーや他の木の実を採って食べるという。
そして夕方4時から乗馬です。今回のツアーで初めて乗馬ができる。なだらかな小さな山というか丘のすそ野を川沿いに歩いてブルーベリーや赤い木の実を採って食べました。かなり苦いというか、まだ採るには時期が早かったのかも知れません。そして川に下りて靴下を脱いで足を川に浸けて、ただ、ボーッと時間をみんなで過ごしました。この時、足を川にしばらく浸けて、それから岩の上に足をつけてを繰り返すとなんか身体に良いような気がしました。川には小さな魚がたくさん泳いでいました。キャンプ地初日にはフランスから大きなイトウという魚を釣りに5,6人来ていました。この川で釣れるようです。
  そして川岸で韓国人グループのために山羊5頭分の肉をホルホグという料理の準備をしていました。手に持っている野生のブルーベリーとホルホグを交換してくれと冗談で頼んだら、ダメだと断られました。このホルホグという羊や山羊の肉料理は美味しいんですよね〜。特に草原で食べると美味い。残念ながら私たちは今回、食べられませんでした。4人で1頭は食べられないもんなぁ!
キャンプ場のレストランで昼食をして一番暑い時間帯はゲルで昼寝をしました。
このゲルというのはほんとうに良くできていて、夏は風通しが良くて涼しくてとても気持ちよく昼寝が出来ます。夜も熟睡が出来ます。夏の昼間はゲルの中が一番涼しい。このゲルというものは日本では湿気でカビが生えてくるそうで日本の気候には向かないそうです。
夕方4時から、待ちに待った乗馬の時間が始まりました。3時間の乗馬を楽しみました。思いっきり走ったのは私だけ。ただし馬が私の言うことを聞いてくれなくて遊牧民がひもを引っ張っての走りではあったのですが・・・・。私は自分で走れるからと紐を受け取ったら馬は走る気を失うのです。そう馬は人を見るのです。それが悔しい。
  前述の女の子の話に戻りますが、いつも朝5時にストーブに火を点けに来てくれるのですが、この日はとてもかわいい流行の透き通った服を着てきて、「それ、とてもかわいいね」と言ったのですが、今日は新しくできた彼氏とのデートなのかなぁ?と思ったりしたのですが後で考えると、「あー、写真を撮って貰いたくて着てきたのかも知れない」と思って後悔してすぐ後に探したのですが見つからず、昼間も気にして見渡したのですが見つからず、悪いことをしたなぁと、ずーっ気になっていました。乗馬が終わって帰ってきたら、仕事で汚れるかも知れないのに朝着ていたきれいな服を着替えずにいた彼女が見つかって、「写真を撮って上げる」と話しかけたら、私と一緒に撮りたいというジェスチャーをしたので私と一緒にまず元記者に撮ってもらって、その後彼女だけを私が撮って上げました。そして彼女は仕事場に戻っていきました。
で、次に彼女を見たときは彼女はもうジーンズに着替えていました。「あー、着替えずにずーっと待っていたんだ」ということが分かりました。まあ、何というか、いじらしいというか、辛抱強いというか・・・。「あー、私が30歳若ければモンゴル人と結婚したいなぁ」と思ってしまいました 。
夜の11時にも彼女がストーブに火を点けに来てくれたので、その時にプリントした写真を彼女に上げました。その時、同じ高校生の彼氏が心配したのか、彼氏も一緒に二人で来ました。彼氏といっても、彼氏が彼女にアプローチしている段階のようでしたけど・・・・。

私の一番重い荷物はバッテリー駆動の写真プリンターなのです。モンゴル人は写真大好きなのですが、私たちが写真を撮ってもそのプリントを上げることが出来ません。後で旅行社に写真を託しても次の年に持って行くことが精一杯で、その時その人達がそこで働いている確率は低いのです。だから私はプリンターを持って行ってそこで写真にして彼らに上げるのです。プリンターと共に子ども達のためにお菓子と文房具をそれなりに持って行くので、行きの荷物は重くなります。元記者の人もお菓子とシャボン玉のおもちゃや文房具をたくさん持ってきていました。そして訪問した遊牧民の子ども達にみんな上げていました。
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