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2008年 モンゴル旅行記 こぼれ話1

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1.ゲルは天上が丸く開いているのですが、太陽のエネルギーの一番強い時間、朝の9時から11時までに陽が当たる場所が主人の座る場所で、その時間に主人がいないときはデール(民族服)を太陽のエネルギーを吸収するようにそこに置くとのこと。

2.通訳の女性によると、モンゴル遊牧民の子どもは父親から学校に行く前に、そして寝るときモンゴルの伝説、おとぎ話など物語を聞くそうです。父親が子どもにお話しをするというのは素晴らしい文化ですね。日本人の父親(または母親)は子どもに語れる物語を自分の中にいくつ持っているのでしょうか?母親が本を読んで聞かせるぐらいなのではないでしょうか?

3.健康には少食が良いと言われています。「なぜなら云々・・」と日本では理屈でそれを理解しようとします。モンゴルでは、「朝は友人に食事の半分を与え、昼は自分で食べるのが良い。夜は半分を敵将に与えるのが良い」というように教えるそうです。ライバルの友人に朝腹一杯にすることでライバルに勝ち、夜は敵将を腹一杯にして敵に勝つという意味なのだと思います。

4.遊牧民は夜中に道に迷って、ゲルを見つけたらドアをノックすることなくバタンッと開け、道を聞くそうです。日本人から見るとドアのノックもしないで他人の家のドアを夜中に開けるなんて考えられない。でも考えてみると彼らは目も良いけど耳も良いはずです。誰かがドアを開ける前に100m、200m先から誰かが訪ねてくることが耳やテレパシー力で分かるんですね。だから訪ねる人はいちいちドアをノックする必要はない。もちろんドアに鍵などはありません。

5.遊牧民が飼っている犬は主人の前数十メートル先を走りながら常に余計なものがいるかどうかを見張りながら進んでいきます。犬が主人の縄張りと考えるその範囲に何人(ナンピト)も(人だけでなく狼など動物なども)入れないという犬の心意気があります。あの動作はどのようにして犬が覚えていくのだろう?母犬のまねをしながら覚えていくのでしょうが、それは不思議でもあり、犬の頭の良さに感心します。

6.遊牧民はトイレをするのにトイレットペーパーは持っていません。お尻が汚れたままにするのでしょうか?疑問に思っていました。日本では昔は草の葉っぱで拭いていました。中国では縄で拭いていました。草原には大きな葉っぱの草はありません。さて遊牧民はどのようにするのでしょうか?答えは拭く必要が無いということです。肛門括約筋の切れが良いのです。犬や猫の肛門が汚れていないのと同じです。 それだけ肛門括約筋が強いということはいろいろ強いのです。私もたまに拭いても何も汚れが付かないことがあります。モンゴル遊牧民はいつもそういうことなのです。それは食べ物のせいでもあると思いますが・・・。世の中、聞いてみるもんです。

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