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2008年8月 手首のしこり

先週22日、10年以上前から少しずつ大きくなってきていた手首のしこりを手術で取り除きました。私も医者も15分で終わると思っていたところ、二人の外科医による1時間近くかかる大手術になりました。
痛みには強いはずの私が、「痛い!痛〜い!」とエビぞりになって叫びました。腕の腱稍神経を覆っているしこりを取り除くとき局所麻酔をしていても焼きごてを切り口からつっこまれて手の先までぐりぐりされている痛さでした。
戦場で負傷した兵士が手足を麻酔無しに切り取る手術の痛さを連想しました。
我ながら修行が出来ていないことを痛切に感じましたが、同時に一定以上の痛さは、「痛い!」と叫ぶことで、痛みの邪気が口から吐き出ているようでもありました。「痛い!」と叫ぶことで痛みのトラウマが身体または潜在意識に残らないような気がします。痛いときは「痛い!」と叫びましょう。我慢はいけません。きっと私は、生まれて初めて「痛い!」と叫んだような気がします。
我慢は、痛みのトラウマが身体の中に残ってしまいます。
取り出されたしこりは、つくねのような形をしたものが二つありました。
そのしこりは私の心のしこりが肉体に現象化したものと感じられました。
肉体からしこりを取り除くと心の中のしこりも自然に消えたような気がします。 「心身相関というより心身相似形」といつも私が言っていますが、実感した感じです。それから安定打坐がより深く入れるようになりました。
肉体のしこりやポリープは心が作っているんですね。そういうのは手術で早く取り除いた方が良いと思います。

肉体のしこりを取り除いても思考が変わらなければ、再び同じしこりやポリープが再生されます。肉体からしこりが無くなれば潜在意識の中のしこりはその時一度は消えているのだから、思考からも消せば良いのです。
まあ、多くの人は心の癖、思考の癖が付いているから、それからも同じ思考をするので手術しても再発してしまうことが多いのでしょう。

私は、この8/10〜8/17までまたモンゴルに行きます。
この夏モンゴルに行かないとどうも1年間、心がくたくたになりそうな感じがして、ちょっと無理をしても行くことにしました。
相撲で優勝した白鵬が28日からモンゴルに帰るとインターネット・ニュースに出ていましたが、白鵬が、「草原でエネルギーを充電してくる」と言っていると書いていました。私も、本当にそれがよく分かります。
一度、草原のエネルギーを知ってしまうと、中毒?になります。
「モンゴル人の幸せは、草原を馬に乗って走ること」とありますが、文明国で生きている私は、「そんなの文明を知らないただのバカだ」と理解できなかったですが、事実は逆のようでした・・・・。

 

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